2013年6月16日日曜日

芝生の根


我が家の芝はティフトン419、バミューダグラス系で一般に入手できる芝草の中で最も生育が速く、また乾燥に強い。

そこで、雑草対策として散水をしないことにしている。

真夏の激しい日差し+35度を超える気温が2週間続いても地下30cmまで根を伸ばしている芝は全く平気という訳ではないが、大きな影響を受けない。

一方根の浅い(若い)雑草は地下数センチも土が乾燥してしまうと枯れてしまう。そもそも表面が乾燥している間は発芽しない。

また、根が深く潜るタイプの雑草は大抵背が高く伸びないと生長出来ないので芝刈りで枯れるし、手で抜くのも難しくない。

乾燥に強く、背が高くならない、例えばカタバミやメヒシバは、まあ簡単な雑草ではないけれど、それに絞って対策を立てられるので難しくはない。

なので芝に水やりはしない。

と思っていたが、今年は梅雨がなくていきなり真夏なみの日差しと気温。

例年梅雨の時期にグングン根を伸ばしていたのを飛ばして夏になったものだから、日差しに、気温に耐えられない。

ところどころ茶色に枯れてきたので、金曜日の芝刈り後に何年ぶりかの水やりを時間をかけてタップリとしてやった。

そしたら昨日の土曜日は朝から夜までずっと雨。

気がつくのが1日遅ければ、手間も水道代もかからなかったのに、とかも思いながら
庭に出てみると全体にぐっと緑が濃いように感じる。

丸一日雨のお陰でまた2週間は水やりをしなくて大丈夫だろう。

もし、雨が降っていなければ、今日も明日も、当面毎日小一時間は水やりをしなければならなかっただろうから、やはり雨はありがたい。