ペチュニアは摘芯を続けることで綺麗にまとまった形になります。
摘芯をせず、伸びるに任せていると
長く伸びた茎の先の方にだけ花が咲き、
真ん中あたりは枯れかけの葉っぱのついた茎だけ、
ということになり、
理想的なふんわりした形になりません。
もちろん、仕上がりはそれぞれの好みですが。
では、どこを切るのか?というと、
ペチュニアの場合、どこでもOKです。
茎に最低葉を2枚残せばいいです。
葉っぱの付け根から脇芽がでて分岐していきますが、
脇芽がないところでも、
摘心後、少ししたら脇芽がでてきます。
写真では中央の茎の白くなった部分が切った部分です。
右側の脇芽は摘芯のときにありましたが、
左側の小さい方は摘芯後にできたものです。
いつ摘芯をするのか?というと、
伸びてきたら切る、というタイミングがいいようです。
最初に苗を買って定植したら
その時咲いている花も蕾も落として丸く小さくまとめます。
このように
http://garden-foto.blogspot.jp/2013/06/blog-post_14.html
その後薄めの肥料を混ぜて水やりを続けていると
全体に大きくなりますが、
何本かの茎が、抜け駆けのように他の茎より長く伸び初めます。
これの先端部分を切って全体として丸い形を維持しつつ
大きくしていきます。
1つ1つの花や蕾を惜しがって残していると
いい形にするのは難しいです。
小さいうちはそんなに咲かなくてもいい、
というつもりだとうまくいきます。
ペチュニアは非常に成長が旺盛なので
通常は1000倍に薄めた液肥を週1〜2回のところを
さらに2倍(2000倍)に薄めたものを毎日やっています
特に脇芽が出てきて欲しい部分には日光が当たりやすいようにむけます
花が咲いていなくて開いている部分は便利なのでつい水やりに使ってしまいますが
いつも同じ場所から水やりをしているとその部分は成長しにくくなる傾向があります
小花タイプですが、このくらいだと
花がら摘みが毎日150〜200個くらいになります。
毎夜居間に持ち込んでハサミで切りながら
「来年は小花タイプは買わない」と思いながらやってました。
八重咲きはどうしても成長が遅いようで、なかなか大きくなりませんが、
ひとつひとつの花の寿命も長いので管理は楽ですね。